柴犬の株式投資ブログ

30代サラリーマンが株式投資についてお勉強しています。

モバファクの方針

結論は、このままホールドです。

 

まず、 前期の振り返りです。駅メモ、4Qで伸ばしてきましたね。頓挫したゲームの開発費を売り上げ原価で計上せずに、無形資産として計上していれば、二重丸の決算でした。

 

そして、今期についてです。

駅メモは、これまでと同様に利益ベースで20%成長を想定しておきます。

次に自社株買いの件ですが、これは配当で出すか、自社株買いするかだけの違いなんで、何も影響なしです。

そして、私が期待していた新作ですが、まさかの開発中止でした!想像ですが、IPの関係でイザコザがあったのではないでしょうか。具体な内容を発表せずにしばらく時間が経過していたこと、取締役の辞任、駅メモアニメの配信延期など、すべてこの件に振り回された結果ではないかと想像します。なにせ、一部上場とは言いつつ社員100名弱の小さな会社です。客観的にみてこの規模に集まる社員の能力値もそんなに高くないと思いますし、実際に馬力があって事業を進められる人間は10人いるかいないかでしょう(悪口でなくて、確率論です、悪しからず。)。そこに社長育休、情報漏洩やらあって4Qはてんやわんやだったことでしょう。その中でもしっかり売り上げてきたことは素晴らしいと思います。

既存の事業についての私の評価は全くかわらず、既存事業のみでの今期の適正株価はこれまで同様1,335円で据え置きです。

そして、肝心要の南国のスコールのように降って湧いてきたブロックチェーンです。これについては、さっぱりわからんです!!(^◇^;)

ネットで調べてみたものの、海外に先越されている、くらいしかわからなかったです。笑

とは言いつつも、1.1億円とともに開発中の新作を捨て着手する事業ですから、少なくとも、それ以上の収益を見込める事業であることはわかります。

また、開発費に関しても、ここは基本的にはパソコンと人手だけですのでこれまでと同じくらいのペースでしょう。頓挫した新作の外部テストを実施したであろう4Qの70,000千円に四をかけても2.8億円ですので、めちゃめちゃかかったとしてもこれが上限でしょう(おそらく頓挫の新作と同様で年間1億程度。)。

つまり、期待するものがIP新作からブロックチェーンに変わり、さらに開発に時間がかかることとなった、ということです。そして、BSのコンテンツ仮勘定はまっさらのゼロ。本当に開発に手を掛けたばかりなのでしょう。今期中と言っていますが、今期中にリリースできたら花丸です。新作あるある詐欺で社長と会社の事業を進める力に対する信用度はかなり下がりましたし、今期のリリースは無理だろうなぁと私も思ってます。

とは言いつつも、社長の株主重視の考え方、経営能力(数字を分析し安定収益を得る力)への信用は変わりません。

できれば、ブロックチェーン抜きでの今期予想を20%成長くらいで置いて欲しかったです。

今期予想を出さないことに対して、私の最悪のシナリオは駅メモのマイナス成長ですが、appストアのセルランが半年前

と比べて大分良いので、どんなに悪くても利益ベースで10%成長は堅いと思います。つまり、不安要素はブロックチェーン案件の開発費の増だけですが、それも知れています。

 

ということで、これらを勘案して、下値は知れていることを理由にホールドします。もともと新作の収益も予想できていませんでしたしね。。

 

ただし、今後、新たな情報が入ってきたらその都度判断していきます。